culture 素晴らしい文化

「 1drip for 3smiles 」 ネパールで生産されたエベレストコーヒーに魅了された筒井ご夫妻の物語 後編

エベレストコーヒー美味しさの理由2「地道な手作業」

2-1. ひとつ、ひとつ、手摘みで収穫

大規模に平地で栽培されているプランテーション農園と違い、エベレストコーヒーは山岳地帯の木々の間に、コーヒーの実が成ります。もちろんそこに機械は入り込めないので、収穫の段階から1つ1つ豆の状況を見ながら、手作業で摘んでいきます。

2-2.雪どけ水で、手洗い

収穫した豆は、こういった手回し式の機械で「実」を取り出していきます。赤いコーヒーチェリーから中の白いコーヒー豆を取り出した段階では、実はヌルヌルしているんです。これをヒマラヤ山脈から流れてきた雪解け水が作り出した川で、丁寧に手洗いしていきます。

2-3. 天日干し(自然乾燥)

太陽の下で天日干し(サンドライ)をします。大きな農場では、火力乾燥機を使って、高温で、短時間のうちに豆を乾燥させたりもしますが、エベレストコーヒーは天日干しで太陽の恵みを受けながら、じっくりと自然乾燥させていきます。

2-4. ハンドピッキング

最終段階として太陽の下で自然乾燥が終わった豆を、1粒1粒たくさんの女性たちの目と手で選別していきます。
ここで「未成熟豆」「カビ豆」「虫食い豆」などを除いていくことがコーヒーの味や香りといった品質に大きく影響します。
実は収穫した豆の中からこうして手作業で選ばれたトップ35%の豆が「エベレストコーヒー」として日本に空輸されます。

美味しさの理由3「焙煎」

ベテラン焙煎士による焙煎

日本に届いた生豆は、珈琲一筋のベテラン焙煎士の手で、エベレストコーヒーの味を最大限に引き出して焙煎されます。少量ずつ焙煎し、すぐに皆様の元へお届けするように心がけています。

「 1drip for 3smiles 」

「買い手よし、売り手よし、世間よし」

買う人も、売る人も満足していて、それを取り巻く環境・社会も良くなっていく。そんな三方良しで、笑顔がつながっていく。 エベレストコーヒー豆を輸入することで「ネパールの人々の継続的な経済的自立を応援したい。」という初心を忘れず、これからも息長く買い続けていきたいと思っています。

エベレストコーヒー輸入・販売

エベレストレード
筒井 百合子 ♾ 克佳
HP : 090-3167-2720
website : https://sites.google.com/view/everest-cafe/home
E-mail : tsutsui21@gmail.com