ナイロビは東アフリカにあるケニアの首都。ケニアは赤道付近の標高1700メートルほどの場所にあり、年の平均気温は17,5度と過ごしやすいです。日本でいうと夏の軽井沢の気候と似ています。ナイロビは経済の中心として多くの国際機関や企業が機能しながら、「ナイロビ国立公園」の自然が広がる場所でもあります。大自然のイメージがあるケニアですが、首都のナイロビは大都会。見どころも盛りだくさんです。
ナイロビのおすすめ人気観光スポット
ナイロビ国立公園はナイロビ中心部から約8キロのところにあります。市街地に隣接しているケニア最古の国立公園です。約113平方キロメートルの広大な敷地内には100種の哺乳動物と400種の鳥類が生息しています。ライオンやチーター、ヒョウなどの肉食動物やガゼル、シマウマなどの草食動物もいます。運が良ければ、珍しいクロサイに出会えるかもしれません。
ジラフセンター
ナイロビの郊外にありキリンに餌をあげたり触れたり貴重な体験ができます。1983年に絶滅危惧種のウガンダキリンを保護、繁殖するために設立された施設です。実はこの敷地内にもう一つ魅力的なスポットが。「ジラフマナー」(英語でキリンの邸宅という意味)というホテルです。ジラフマナーは1930年代にヨーロッパ人によって建てられた邸宅をホテルとして改装したものです。キリンが住んでいる珍しいホテル。内装もとてもおしゃれ。なんと、キリンと一緒に朝食を食べ、触れ合えるという楽しい体験ができます。
ボーマス オブ ケニア
まだまだおすすめ人気観光スポットはあります。ジラフセンターからも近い場所にある。ケニアの代表的な民族キクユ、カンバ、マサイなどの伝統的家屋があり、家の中も見学できます。中央のホールでは42部族から構成される、各民族の伝統的なダンスショーや楽器の演奏などケニアの伝統文化を体験できます。
国立博物館とヘビ園
「国立博物館とヘビ園」は1930年に開館したケニア最大最古の博物館。ケニア出土の人類の祖先に近い原人の化石や地上最大のアフリカゾウ、マーメットの剥製があることでも有名です。隣にはヘビ園があり、ケニアの主要毒蛇などの爬虫類を展示しています。
ワニ園
「マンバビレッジ」はナイロビ市内から車で約20分のところに位置します。ワニ園には、およそ100頭のクロコダイルが飼育されています。ワニは普段あまり動きませんが、餌付けの時は凶暴になり迫力満点です。
ナイロビ鉄道博物館
最後は「ナイロビ鉄道博物館」。イギリスの植民地時代にモンバサからウガンダまで鉄道をひくという建設事業が行われ、ナイロビは鉄道工事の中継拠点として発展しました。この博物館は当時の様子を伝える写真や資料、模型などが展示されています。屋外には当時走っていた蒸気機関車が保存されています。
ナイロビには魅力ある人気観光スポットが盛りだくさんです。
記事/Tomoko Watanabe