マレーシアでは町を歩いていると、屋台風のお店にドリアンが売られています。その場で店員に割ってもらい食べれるところもあります。スイーツにすることも人気で、種類が多くありシャーベットやジャムにして食べても美味しい果物です。
ドリアンって?
発祥の地はボルネオとスマトラとされています。ドリアンは木に実ります。白い花が咲いてから日々の雨風に耐えた後、ドリアンの実がなります。約100日かけて自然に成熟したドリアンが落下をしたら、それが収穫のタイミングです。大きさは約15cmから30cmで、重さは約1kgから3kgあります。硬い殻に覆われ、大きい物は大人の頭ぐらいのサイズあり、小さい物は手に乗るサイズです。
食べ方や気になるカロリー
ナイフで、殻を割るとドリアンの果肉が出てきます。トゲがあるので割る時に、怪我をしないよう軍手を使用します。気になるカロリーは100gあたり約133カロリーあり、大きいドリアンは、1玉約1,000キロカロリーあるので食べすぎには注意が必要です。
ドリアンの種類
たくさんの種類があるドリアン。1934年より政府が品種管理を行っています。名前は登録番号として「D」から始まり、開発された順番の「数字」で分類されています。
D24 スルタン(王様)
D101 マス(皇中皇)
D197 ムサンキング(猫山王) 最高品質
ドリアンの旬の時期
ドリアンは、食べてみると甘みが強くて美味しいです。5月から8月が旬の時期で、現地の人もこの時期によく食べられる国民的な果物です。
営養価と効果効能
果物の中でトップクラスの営養価があります。マグネシウム、リン、銅、ミネラル分、ビタミンB1、B2、ナイアシンが含まれています。
取り扱い注意
ドリアンは、熟度が増すと匂いが強いため、ホテル、タクシー、レストランなどの場所では持ち込み禁止されていることがほとんどです。
現地で食べれる生のドリアンを、是非食べてみたいですね。
記事/Ami Inoue