「イントラムロス Intramuros」地区、ローマ広場で目を引く1571年創建の「マニラ大聖堂」。イントラムロスとは、マニラで最も古い地区でマニラ湾沿いに位置します。
スペイン語で「イントラムロス=壁の内側で」という意味です。16世紀にスペイン人によって、造られた城塞都市を見ることができます。
城塞都市(城郭都市)
外敵から街と人々を守る為、周囲に城壁や堀などを巡らせた。富裕層、聖職者、庶民、貧民まで、様々な身分の人々が暮らしていました。教会、修道院、学校、病院など建造されました。
マニラ大聖堂 ステンドグラス
フィリピン人アーティスト「Golo Ocampo」によって美しくデザインされたステンドグラスの窓は、1964年にマニラ市のカリナンガン賞で「パトヌベイ・ン・シニング賞」を受賞した。他にも、モザイク、彫刻、祭壇画などを見ることができます。
アジア最大のパルプオルガン
オランダ製の4500本のパイプを持つ、「東洋一のパルプオルガン」があります。パイプオルガンは、常に同じ圧力で空気を送り込むことによって音を奏でる楽器です。
マニラで最も重要な教会
マニラ・カトリック大司教が本拠を置く教会です。今まで、天災や戦争などで破壊と再建を繰り返し、現在の建物は、1954~1958年に再建されたもので、連日多くの人々が訪れています。ドーム状の屋根とベル・タワーが遠くからでも見えるほど大きくベルタワーからは鐘の音が響き渡ります。
高い天井は、神聖な雰囲気と広い空間を感じることができます。 クリスマス時期には、ライトアップされます。
記事/Ami Inoue